4・5・6月は稼いではいけない!社会保険料のカラクリ



年金も社会保険

 

「健康保険」の次は「厚生年金」、「介護保険」です。厚生年金についてはいろいろ議論がなされているところです。現在の若い人達が年金をもらえる年齢に達した頃には支給額がまるで雀の涙程度になっているのでは、心配されていますよね。これは老齢年金のことです。

 

サラリーマン、OLの人達で民間企業に勤務している場合に加入する公的な年金制度です。「厚生年金」とは総称であり、老齢年金以外に、障害年金や遺族年金等の種類もあり、これらをまとめて厚生年金としています。

 

「厚生年金」と別に「国民年金」という制度がありますが、名前は似ていますが、内容は全く違う制度で、ここでは対象から外しておきます。

 

「介護保険」も重要です。人間誰でもずっと健康でいたいと願いますが、それでも年齢を重ねるにつれ病気や怪我などが増えて、とうとう寝たきりになってしまう可能性も高くなっていきます。その時に介護が必要になる場合も当然出てくるわけで、それを家族だけで支えるのは現実的に限界があります。そこで、その時にはみんなで支えあい、介護をする家族の経済面、体力面の負担を軽減しようという制度です。

 

これは他の健康保険や公的年金とは違って、40歳になった月から自動的に加入することになります。健康保険とセットなので、加入するための手続きはありませんので、無意識のうちに加入していることになります。ただし、「介護保険」は今回の表題からは外れます。