4・5・6月は稼いではいけない!社会保険料のカラクリ



手取り減少もあり得る

 

 

社会保険料は、実際結構な金額なのですが、毎月給料から天引きされているために、あまり気にしていないという人が多いようです。

 

ところが給料が据置なのに手取りが減少するということもあるのです。それでは大変です。こうした実態を引き起こす社会保険料のからくりは是非知っておきたいものです。

 

さて、わかりやすい実例ですが、給与明細を開いてみると、手取りが減っている人がいます。では、どうしてかと言えば、それは健康保険料、厚生年金保険料が増えているからです。いよいよなぜなのでしょう?給料は増えていないのにですよ。そんなことがあるのでしょうか?

 

ここで多くの人は「まさかないでしょ、ふつう」と考えます。ところが事実そうしたことが起きるのです。4月に人事異動があって、本社へ転勤したとします。本社の場所は今までの支社よりも遠いのですが、給料は上がらないけど明らかに栄転なので嬉しいですよね。家から遠いので通勤手当は上がります。それは会社持ちですから問題ナシ。いや、増えた通勤手当が問題なのです。

 

そして、年初の忙しさで4月5月と残業続きだったとします。これも問題なのです。手取りを減額させてしまった社会保険料。社会保険料は、基本的に給料の額で決まるはず。社会保険料だけが上がるのか?そんな理不尽なことがあるのなら、調べずにはいられないですよね。