4・5・6月は稼いではいけない!社会保険料のカラクリ



社会保険の中身

 

まずは慌てずに社会保険そのものについておさらいしておきましょう。一般的な会社員の場合ですが、会社で勤務し始めた際に加入するのが「健康保険」、「厚生年金」、「介護保険」です。これらをまとめて社会保険といいます。

 

社会保険料は加入者各人が直接どこかへ支払うというルールではなく、毎月の給料から会社と折半した保険料の金額を会社が預かって、会社が代行し、まとめて支払っています。まあそれで、あまり負担している意識もなく過ぎている場合が多いのです。

 

「健康保険」は、病気や怪我で病院に行くと必ず健康保険証を出すので実感があると思います。普段から私達がよく使用しているわけで、これは健康保険に加入しているから受けられる保障ということになります。もちろん、健康保険証が無い人は診察してもらえないというわけではありませんが、負担額が大きく異なります。

 

健康保険が適用される医療費の場合、健康保険証(加入者である証)を提示すれば自己負担割合は3割で済みます。ちなみにこれは、性別、年齢など区別なく学生、社会人でも、つまり誰でも全ての国民は加入しなければならない制度です。詳しくは社会保険に含まれる「健康保険」と、自営業者等が加入する「国民健康保険」の二つがあります。